By ナオ船長
- 船乗りのタブー
- 船乗りのジンクス
船乗りのタブー&ジンクス|結論
- 船乗りのタブー
・ポケットハンド
・船上で走る
・ロープ、ワイヤーの線上にはいない
・クレーンの真下には入らない - 船乗りのジンクス
・口笛を吹くと嵐が来る
・敷居は踏んではならない
船乗りのタブー|危険編
ポケットハンド
船は構造上、つまずきやすい場所や危険箇所が多くありポケットに手を入れていると単純に危ないからですね。
行儀もよくないですし、これも気を引き締める上で重要です。
船上では走らない
これもよく言われることで「ポケットハンド」と同じ理由です。
ロープ、ワイヤーの線上にはいない
万が一ロープが切れたときは、線上がロープが飛んで来る可能性がある一番危険な場所だからです。船乗りで知らない人はまずいないと言ってもいいでしょう。
クレーンの真下には入らない
これも考えれば当たり前ですね。クレーン作業で万が一、荷持が落ちたことを考えれば怖くて下に入ることはできません。
練習船等ではこの上記4つを口を酸っぱくして言われます。
船乗りのタブー|食料編
水を大事にする
昔は航海が長期かつ命がけであったことから、水を確保することがとても重要でした。水をを長持ちさせる為にラム酒を積んだことは有名です。
現在でも、長い航海や時化でいつ給水できるかわからない時があるので、船上生活では常に節水を心がけることが必要です。
船乗りのジンクス
口笛
船上で口笛を吹くと嵐が来ると言われています。科学的には証明されていないものの、こういったジンクスは長く受け継がれています。
実際は、
- 合図の笛と間違えるから
- 気を引き締めて取り掛かる
といった意味合いがあります。
敷居は踏んではならない
これは日本のしきたりですよね。
- 敷居は家の象徴なので、敷居を踏むと家や家人を踏みつけるのと同じと考える。
- 敷居には神様が住んでいるので、敷居を踏むと神様を踏みつけることになりその家は栄えることができない
といった様々な説があるそうです。
これを船にも当てはめて、船や船の神様を大切にしようということです。船には金属の敷居が多くあり、ピカールなどで磨きピカピカにします。
船乗りのタブー&ジンクス|まとめ
- 船乗りのタブー
・ポケットハンド
・船上で走る
・ロープ、ワイヤーの線上にはいない
・クレーンの真下には入らない - 船乗りのジンクス
・口笛を吹くと嵐が来る
・敷居は踏んではならない
船の教育は、海軍から受け継がれるものが多く、マナーにはとても厳しいんだ。危険が伴う環境だからこそ、気を引き締める必要があるんだね。
【船乗りの精神標語】
「スマートで、目先が利いて、几帳面、負けじ魂、これぞ船乗り」
海のサムライとも言われる船乗りとして、いつもスマートでいよう!
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ではでは、ごきげんよー!!